PayPayモンスター出現! 地獄の客対応。
2019年10月1日から消費税が10%になりました。一部軽減税率もありますが。
そして同じく始まったキャッシュレス決済での還元。 ウチの会社でもスマホQRコード・バーコード決済サービス「PayPay」を導入しているので以前からのPayPayユーザーのお客さんや新規のPayPayユーザーの買い物が増えている。
別にそれはいい。 しかし…
ウチの店のお客さんの年齢層が高い事もありスマホを使いこなせていないないお客さんが大勢いることである。これが問題。
もはやガラケーにしておいてくれれば…みたいな人が多いのだ。
店に来店した時にPayPayもインストールしてクレジットカードや銀行口座の登録までしていてくれれば何の問題もない。
だがもはや宮川大輔のテレビCMやニュースでキャッシュレス決済で還元と言うのだけを見て何の知識も無く準備もせず裸一貫ならぬスマホ一貫で来る客がたまにいる。
「これってどうしたらいいの?」とキャッシュレス還元のポスターを指さしてスマホを片手に握り来店してくるのだ。
きたよきたよ。paypayモンスターが。さぁ闘いが始まるぞ。
人手不足の店で迫られる地獄のPayPay対応。
その客勿論PayPayのインストールさえもしてない。なのでまずPayPayをインストールさせるところからだ。しかしここで最悪な時がある。iPhoneにしても Androidにしてもアップデートをして無さ過ぎて。OSがPayPayのアプリに対応してなかったりする。
まさかのOSを上げるところからだったりね。後はパスワード分かんないからログイン出来ないとかもはや酒屋がするサービスじゃないんだよね。全く。
次はクレカ。今は5000円以上は3Dセキュアなるものも必要になる。100億円還元の時に問題が多かった為の施策だがこれはもう流石に論外で、ここまでレクチャーして教えるのはもう無理。
とりあえず5000円上限で使えるようにする事をゴールに考えて進めている。レジに居座り格闘すること30分。その間は店員1人が付きっきり。30分間仕事も止まっている。ただでさえ人手不足で人件費の高騰で時給も上がってるんだぞ。
そしてついにインストール設定が完了しクレカ登録も完了!お客様設定完了しましたよ!何させて頂きましょう。じゃあ「いいちこパック1本で。」
ふぅ。いいちこパック1本に30分か。楽な仕事じゃないな。
3.NTT ドコモも一部業務を有償化を検討
キャリアショップの店内がスマホの操作方法を質問しに来た高齢者層で埋め尽くされて何時間待ちにもなってものすごく待たされる。僕もよくある状態。最近では見慣れてしまうようにさえなったそんな光景。
NTT ドコモは他店舗で購入した「持ち込み端末」に関するサポートの有償化を検討している。自店舗で購入した端末については電話帳の移行などを無償で受け付けるがこれからは持ち込み端末については3000円の手数料を徴収する方向で進めている。
さらにFacebookやLINEなどの自社ではない他社アプリのサポートもメニュー化を検討しており有償で受け付けていくことを念頭に置いている。
仕事はボランティアではない。
これからは世の中的にも無償でのサポートを提供しづらくなるだろうな携帯電話ショップ。 他社アプリのサポートまで無償で行われている現状は問題である。
「何か分からない、困ったことがあれば近所の携帯ショップに駆け込む」という考え方その物を時代の変化とともに理解して変えていかなければないかと僕は思いますね。
この今回のPayPayのインストールから教えるのに関してももはや本当にやってられない。ここは携帯ショップではない。そしてPayPayのインストールなんて携帯ショップの仕事でもないのだ。
こんなのもはや当たり前。ボランティアじゃないんだよ。ケータイショップも。
携帯ショップの苦労を痛感…これからの時代の在り方…
時代錯誤なのか今の人件費高騰でなおかつ働き方改革をしている世の中で余分な仕事をしている時間は社員にもバイトにもない。
恐らくその辺を分かっていないのかな。高度成長期を生きているような世代は。物が作っただけ売れて。今はそんな時代じゃない。そんな相手をしていて会社が儲かるわけないもない。仕事は山積みだ。
それを考えるとケータイショップも本当に大変だと思う。 PCを使えない世代にPCに用語や操作の似るスマホの説明はキツイ。
ウチもPayPayの導入して始めてこのケータイショップの辛さみたいなものが少しは理解できた気がした。これは地獄絵図。
いったい何の利益になる仕事なんだこれは?と言いたい。お金取りたいね。まぁ会社に入るだけだからどっちにしてもいらないか。スマホ操作教える。1件1000円ぐらいの料率のアフィリエイトにしたいね全く。
今日はそんな客が来店しない事を祈るばかりだ…
ではまた僕でした☆