どうも僕です☆今回はシバターの動画で考える元K-1 WORLD MAX 2003・2008世界王者の魔裟斗についてです!
魔裟斗って作られたチャンピオンなんですかね…?
魔裟斗について書いている記事↓
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シバターの発言から見る「魔裟斗って雑魚のくせに何で上から目線なの?」について
今回YouTuberのシバターが2021年04月26日に投稿した動画が物議を醸している。
シバターが投稿した動画のタイトルは「魔裟斗って雑魚のくせに何で上から目線なの?w」
まさにシバターらしい挑発動画だ。(笑)
この動画を見て個人的にも思うところがある。
僕も魔裟斗が昔から好きだった。
そんな僕が少し魔裟斗について振り返ろうと思う。
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魔裟斗の強さのピークは2007年のWORLD MAXトーナメント?
魔裟斗がK-1 WORLD MAXに出場したのは2002年~2008年の全部で7回。
そのうち世界王者なったのは2003年と2008年です。
しかし個人的には彼の強さのピークは2007年K-1 WORLD MAXトーナメントだった思います。
あの頃が一番魔裟斗は強かったと思う。
2007年時はあの70kgの階級では間違いなく世界一強かった。
しかしあの日のトーナメントは彼にとってハード過ぎる組み合わせでしたね。
結果2007年大会は準優勝に終わっています。
ココがポイント
1回戦 2006年王者ブアカーオ・ポー.プラムック(3R 判定勝ち)
2回戦 アルトゥール・キシェンコ(2R KO勝利)
3回戦 2005年王者アンディ・サワー(2R TKO負け)
1回戦から前回王者ブアカーオを快勝で破り絶好のスタートを切ったかに思えた2007年の世界大会だったが…
1回戦、2回戦とローキックで足を効かされ結局決勝のアンディ・サワー戦では立ち上がることが出来ずアンディ・サワー無念のTKO負けを喫して大会は幕を閉じた。
この2007年は本当に惜しかったし個人的には魔裟斗のその後の格闘家としての印象さえも変えたとさえ思っている。この辺が今回のシバターの発言にも繋がってきます。
魔裟斗の「茨の道が成功への近道」が生んだその後の印象…
本人も「茨の道が成功への近道」の精神で自分から初戦の相手を2006年度王者ブアカーオ・ポー.プラムックを選んだ。
そしてブアカーオから1Rに右ストレートでダウンを奪い快勝。
しかしその試合で受けたローキックのダメージが残った。あの試合は勝ちを諦めたブアカーオの執拗なローが目立つ痛々しい試合だった。
その後2回戦で2008年に決勝で戦うことになる当時20歳のウクライナの新鋭「美しき死神」アルトゥール・キシェンコに激闘の末2Rに左フックでKO勝ち。
この時もローを蹴られ勝つには勝ったがまともに歩けないほどの重症だった。
そして決勝戦。これに勝てば3年ぶりの世界チャンピオンの大事な一戦。
対戦相手は宿敵アンディ・サワー。
もう3R戦う余力のない魔裟斗は1Rから積極的に攻めた。
しかし対戦相手のアンディ・サワーも魔裟斗の足が限界なことは知っていた。
猛攻に耐えながら作戦通りローキック一点張りの戦法で魔裟斗を追い込み結果2R終了時に魔裟斗陣営にタオルを投げさせTKO勝ちで2005年に続く2度目の世界王者となった。
惜しくも魔裟斗はチャンピオンを逃した。僕は思う。ここで世界王者になっていればシバターの動画も生まれなかったんじゃないかと。
2008年WORLD MAXトーナメントでの誤審1日2戦に変更、魔裟斗びいきのオープンスコアリングシステム(公開採点制度)
そして翌年2008年。
全てを掛け今年こそはと意気込む魔裟斗。
しかしこの2008年大会からWORLD MAXは変わった。
「流石に1日3試合は無茶だって。by魔裟斗」
①今まで1日3試合だったルールが1日2試合に変更になる。これは魔裟斗の意向が強く反映したものだと言われている。
②ロングスパッツ着用が禁止。宿敵のアンディ・サワーが必ず履いていましたね。彼のトレードマークでもあったのですが…
③オープンスコアリングシステムが試験導入。これこそ疑惑の判定へと繋がる1番の原因であった。
この2008年大会はもはや誤審レベルの判定やご都合主義で魔裟斗びいきのポイント制の疑惑だらけのトーナメントとなった。
魔裟斗VS佐藤嘉洋の日本人対決
2008年はこれまで1日3試合だったものを2試合に変えた。
これは魔裟斗の意思が反映したと言われているがそれだけ当時の魔裟斗の影響力は凄かったということだ。
そしてK-1 WORLD MAX 2008 FINALのトーナメント準決勝での佐藤嘉洋でのありえないオープンスコアリングシステムの採点。
日本人同士の対戦となり大熱狂でパンチの壮絶な打ち合いとなり3Rに佐藤嘉洋が左フックで魔裟斗からダウンを奪った。
ここで2Pを獲得。
その後魔裟斗も果敢に攻め続け佐藤嘉洋を追い詰めるも3R終了のゴングが響く。
「K-1ルールブックによると、必ず優勢の選手に10ポイントをつけるということが記されている」
しかしこの3Rのジャッジは9-8。
判定は28-29(佐藤選手)、28-28、28-28のまさかの1-0でドロー…
1R、2Rで有利の判定だった魔裟斗はそのまま4Rに突入。
これに佐藤選手のファンが納得せず、ペットボトルやペンライトなどがリングへと投げ込まれる事態となった。
延長戦は10-9、10-9、10-9の判定。
4Rは魔裟斗の意地が勝りそのまま判定勝ち。まぁ疑惑の判定で佐藤嘉洋が諦めて精神的に折れたのも要因だろが。
魔裟斗VSアルトゥール・キシェンコ
そしてK-1 WORLD MAX 2008 FINALのトーナメント決勝戦。
2007年にKO勝ちしたアルトゥール・キシェンコと再戦。
ここでも佐藤嘉洋戦同様2Rに右フックで魔裟斗からダウンを奪うも9-8の判定。
判定は28-28、28-27(魔裟斗選手)、28-28のまさかのダウンをしたのにドロー。なんならダウンした魔裟斗の優勢。
その結果延長戦突入となり佐藤嘉洋戦同様アルトゥール・キシェンコも戦意喪失で心が折れ、意地で勝った魔裟斗が2003年に続く2度目の世界王者となった。
結果この1日で2度のダウンをした魔裟斗が2008年のK-1 WORLD MAX 2008 FINALのトーナメントを制するというなんとも遺憾が残る試合結果となった。
その後の勝利者インタビューで魔裟斗は…
勝利後の魔裟斗のコメント
「15年間やってきて、1つのことを頑張るといいことがあるって思ったね。
皆も色々とあるだろうけど、途中で投げずに続ければ、結果はどうであれ、充実できると思う。
はっきり言って俺は99%の努力と1%の才能でここまで来たけど、
“継続は力なり”じゃないけど、ずっと続けたことが、このチャンピオンベルトにつながったと思います」
とコメントして翌年の2009年に念願のチャンピオンに返り咲いた満足感で燃え尽き症候群になり現役を引退した。
必ず優勢の選手に10ポイントを付けるはずのオープンスコアリングシステムに疑問?
「K-1ルールブックによると、必ず優勢の選手に10ポイントをつけるということが記されている」
試合終了後に「ダウンしたのに9-8これはどういう判断か?」
と指摘されると、角田信明プロデューサーは
「その表記に関しては、指摘があって変更するというのも恐縮ですが、必ず優勢の選手10にするということは、すぐに訂正したいと思います」
となんとも言い訳がましく釈明した。
疑惑の判定の佐藤嘉洋戦については…
「3ラウンド、魔裟斗選手がダウンした段階では10-8というポイントになります。そのあとに、
魔裟斗選手がこのラウンドで、試合内容を挽回したと2名のジャッジが判断しています。
よって、10-8のポイントに魔裟斗が挽回したということで佐藤選手から1ポイント引いた9-8ということになります。
ただ、ここで魔裟斗が挽回したと判断したジャッジは2名です。この結果を受けますと、
29-28で佐藤選手優勢が1名、28-28のドロー判定が2名、よって1-0で延長戦を行なうことになりました」
と延長戦に至った経緯を説明した。
魔裟斗は作られたチャンピオンなのか…
いや彼の強さやスター性は本物だった。
全盛期のK-1は今とレベルが違う。
欧米人にも魔裟斗は勝っているしあの階級で勝っていたのは日本人としては凄い。
彼の全盛期は間違いなく世界でも通用する強さであり世界の3本指にはいるものだった。
なのであの判定で作られたチャンピオンと呼ばれるのは悲しいものがありますね。
ここまで書いてきてやはり2008年トーナメント。あそこは負けでよかった。
魔裟斗もチャンピオンになることへの強い執着があった。
上で書いたように彼のピークは2007年。
あそこでローキックさえ効いていなかったらきっとこんなことにはならかったはずだ…
2007年にチャンピオンにさえなれていれば彼は最強の世界王者として引退出来ていた。
シバターに弄られることもなかったはずだ。まぁ自分有利のルールーでしかやらないとの指摘もありましたが
それは彼がチャンピオンとしてのプライドがあったから。来る者は拒まず挑戦は受けていましたしね。
魔裟斗からすれば負けるリスクがありながらも格闘技を盛り上げるために。
最近の口ばかりのRIZINの皇治なんかとはレベルが違うと思っています。
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引退した今もストイックに体を鍛え歳は取りましたが現在もイケメンですね☆
奥さんの矢沢心さんとも仲が良く素敵な夫婦です♪子育ても頑張られておりますね☆
色々疑惑もありシバターには弱い、寝かせたらゴミとまで言われていましたが僕個人としては彼は間違いなく強いチャンピオンだったと思っています☆
魔裟斗さんYouTube楽しく見ているのでこれからも頑張って下さい♪
ではまた☆