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【アンディ・サワー引退!】K-1 MAXのスター選手!全盛期は強かった?弱かった?驚異的な戦歴!魔裟斗の最大のライバルで魔裟斗よりも強かった?加齢で格闘技世代交代?

どうも僕です☆今回はオランダのスター選手で元K-1 WORLD MAX 2005・2007世界王者のアンディ・サワーについてです!

アンディ・サワーとは?

 

 



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ポイント

リング名 アンディ・サワー

本名 Andreas Souwer

異名 シュートボクシングの絶対王者 

階級 ミドル級(K-1)、 スーパーウェルター級(SB)

身長 178cm

体重 70kg

血液型 A型 星座 さそり座

出身 オランダ北ブラバント州スヘルトーヘンボス

生年月日 1982年11月9日(38歳)

出身地 北ブラバント州スヘルトーヘンボス

スタイル シュートボクシング

主な獲得タイトル K-1 WORLD MAX 2005・2007世界王者

K-1 MAXのスター選手だったアンディ・サワー


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K-1 MAXのスター選手アンディ・サワー。全盛期の彼の神がかった強さは見るものを惹き付けて止まなかった。

特に凄いのはコンビネーションですね。 パワーにしても魔裟斗も語ってますがパンチが本当に重いと。

パンチだけではなく蹴りも超一流。当時しのぎを削ったブアカーオ・ポー.プラムックなんかよりも断然サワーの方が重いと魔裟斗も語っていた。

なおかつあのコンビネーションの技術ですからね。そりゃ日本人の同じ階級の選手じゃ手に負えないわ。2度の世界チャンピオンという輝かしい実績。

当時の魔裟斗の最大のライバルだった。正式な試合では1度も魔裟斗も勝てないままでしたから。

そう思うと本当に昔のK-1ってレベル高かった。当時は1DAYトーナメントなんで運の要素もだいぶ絡みますけどね。

レジェンドのアンディ・サワーが挑む最強の挑戦者マラット・グレゴリアン


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今回の2021年10月15日シンガポールで開催されるONE Championship『ONE: FIRST STRIKE』での新旧K-1の70kg級王者対決。

K-1 WORLD MAX 2005・2007世界王者アンディ・サワー1982年11月9日生まれの38歳。

2015年 K-1 WORLD GP 70kg王者のマラット・グレゴリアン1991年5月29日生まれの30歳。

ついに激突する2人。

ある意味挑戦者でもあるアルメニアの怪物新K-1王者のマラット・グレゴリアンはアンディ・サワーのことを闘いの前にこう語った。

「彼と戦えることは嬉しいですね。彼の試合はたくさん見てきましたし彼を追いかけてきました。

それで今は彼と対戦するんですから光栄なことですよ。ただこれはファイトです今度は僕の番ですよ。」

 

対する挑戦を受ける旧王者アンディ・サワーはこう語った。

 「自分の格闘技人生の中でもう一度挑戦する。」

「願わくば一生レジェンドになって未来の子供たちの手本になりたいと思っている」

「メジャータイトルを獲得する感覚はとても感動的で強烈だ。もちろんやみつきになる。こういう感覚を味わうにはただやるだけやってみるしかない」

 「ベルトを獲れなかったら引退するだろう。100パーセント。もし勝てたら再び世界の頂点だ。」

今回のONEフェザー級キックボクシング世界グランプリ準々決勝はアンディ・サワーにとってはハイリスクな賭けでもあった。

2015年 K-1 WORLD GP 70kg王者のマラット・グレゴリアンはまだ若くその強さは折り紙付き。

ある意味挑戦を受ける方のサワーにとってかなり厳しい闘いになる事が予想されていた。

そして…

スター選手のアンディ・サワーがマラット・グレゴリアンに無念のTKO負け…

 
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サワー不利の下馬評通り2R2分26秒TKOでサワーはグレゴリアンに敗れた。

最後は左ストレートを被弾し自身で痛めた足がいうことをきかず立ち上がれずに終わった。 

しかしこの試合を見て思ったがマラット・グレゴリアンが強すぎる。

もはや動く岩。サワーの攻撃に物ともせずガンガン距離を詰めて接近して攻撃を放ってくる。

そしてそのパンチのひとつひとつが重い。サワーも返していたがあまりの圧力の強さに常にゲージを背負っていた。

 

サワーの攻撃も効いているようには見えず個人的にはあの試合を見る限りでは10回やってもサワーに勝ち目はないように見えた。

サワーお得意のクロスもまったく物ともせずガンガン攻め込んできていた。単純にパワーでもここまで差があるのかと驚かされた。

見ている人間が口を出すことではないかも知れないが開始30秒のサワーの右のクロスにグレゴリアンがもろともしていない時点で僕は試合の結果が見えた気がした。ここまで差があるのか…とね。

世代交代の瞬間

やはり世代交代ですかね。なんか悲しいな。時代は流れたんだと思います。サワーにはゆっくり休んで欲しいですね。

 

あの動きを見るかぎりサワーも日本のK-1ならまだまだやれそうですけどね。 海外の選手ってそう思うと選手生命長いなぁ。

日本だと城戸康裕が38歳で同じ歳か。日本だと木戸ぐらいですもんね第一線で活躍している高齢ファイターって。グレゴリアンで武尊と同じ歳。 人間の体的にも35歳がピークともいう。恐らく体にもガタはきていたはずだ。

以前よりもダメージ蓄積で打たれ弱くなっていることも見てとれた。 どれだけ強くて技術のあるスター選手も歳を取る。

ベルトを取れなかったら100%引退と語っていた通りサワーは引退を宣言した。

今回の試合を見ていてやはりサワーに負けないでくれ!と応援してしまう自分がいたが相手は強かった。全盛期の頃のサワーなら…

といくら思ってもそれはもう叶わないし時間は残酷で戻りはしない。

まさに今回の試合は世代交代を強く感じた試合であった。それを見せつけられた。 サワー。夢をありがとう。ゆっくり休んでください。

あなたが格闘技界に残した偉大な功績が消えることはない。

ではまた☆

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