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現代の料金後払いの流れについて…
今ネットショッピングなどの普及により爆発的に浸透して来ているのが、
この後払いの決済方法。ZOZOTOWN(ゾゾタウン)でいうツケ払いですね。
今の若い人なら一度は服買う時なんかに使った事あるんじゃないかな？
一昔前なら銀行振込みや、クレジットカード、代引き(料金引き換え)が基本でしたがそれに風穴を開けた決済方法の1つが後払い決済です。
なんと商品を受け取ってから支払いまでに猶予があると言う夢の支払い方法★
お金が無い月末とかでも欲しい商品がタダで手に入ってお金は後でというね。
ZOZOTOWNなら2ヶ月先まで待ってくれる
有名どころの後払い決済を運営する会社はこんなところです↓
・NP後払い
・後払い.com
・ニッセン後払い
・GMO後払い(ZOZOのツケ払い)
NP後払いの導入で売り上げは確かに上がったのだが…
では本題に行きましょう。
僕の本業で勤めている完全ブラック企業の会社のネットショッピングの
au Wowma！(ワウマ)という所に出店していますが、そこでも採用している後払い決済。
ネットプロテクションズのNP後払いという代金後払いの支払い方法。
そして、NP後払いを運用しだして約1年。つい先日こんな封書とメールがブラック企業の会社に送られて来た…
ココに注意
貴社の取引限度額を54000円から3,500円とさせていただく存じます。
大変恐れ入りますが、弊社経営上、貴社アカウントの赤字額が見過ごせないほど蓄積しているためでございます。
…えっ！？3500円？今の上限54000円なんだけど…(苦笑)
ゼロ一個少なくないか？しかしこれが現実です。
上限は3500円になるのです。
一体3500円上限で何買えるんだよw
うちのネットショッピング酒類中心だけどビール1ケース5000円やっちゅうねん！w
一体何故こんな事になってしまったのか…それをこれから説明していく…
今の世の中を象徴するような決済方法…後払い
この後払いのシステム導入をしてから、確かにうちのネットショッピングの売り上げは15%〜20%は伸びたのは事実。
これを導入したきっかけはNP後払いを運営するネットプロテクションズの営業マンがうちの会社に営業に来て…
と強く言うので…
まぁ営業マンの押しに負けた形でした。そして導入したこのNP後払いのシステム。
この支払い方法は月末に利用するお客さんがとても多い。
つまり各社ケータイ会社のまとめて払い、クレジットカードの限度額がいっぱいで金は無いが商品は欲しい
というある意味矛盾したワガママを叶えてくれる決済方法である！
ネットショッピングでは月末は売り上げが必ず落ちてきます。
それを補うのが後払いなのです！
ウチ会社の月末の売り上げもネットプロテクションズの営業が言った通り劇的に増加しました。
しかし…やはりこれは諸刃の剣だったようだ…
基本的に後払いとか必要ない！踏み倒して払わない、払えない奴が続出！
そんな夢の決済方法である後払いだが、やっぱり払わない奴、払えない奴がいて結局踏み倒す人が多い…！
お金を払う前に商品が手に入る事に浮かれてしまうといった所か。
お金を払う前に商品が手に入るではなく、お金を払わず(踏み倒して)に商品が手に入るになる奴が多いのもまた事実。
やっぱり若い子達がこの支払い方法を使って結局最後は払わないパターンが多いようだな。
最近ではZOZOTOWNがこのツケ払いで業績がうなぎ登り！
金ある会社はスゲぇなぁ…特にお金の無い大学生やフリーターにこのツケ払いが大当たりしている。
しかし、コチラも一方で払わない人、払えない人が出て来ているというのもニュースで取り上げられていた深刻な社会問題。
ツケ払いという言い方も巧いよな。実際はGMO後払いなんですがね。
払えるのに払わない若者続出！？
普通の会社なら大抵25日が給料日。遅くても月末30日、31日ですね。
バイトでも社員でもそれは同じですね。
だからクレジットカード等も27日払いや、月始めに引き落としのカード会社が多い。
この後払い制度を使う人も20日前後でお金無いから利用しても25日か30日には給料日で給料が入っている筈。
つまり、払えるのに払っていない事になる。
それもお金を払うよりも先に商品が手に入っている高揚感と優越感から来るものだろう。
もはやコンビニ等に支払いに行くのが面倒くさくて滞納してるような人もいるだろうな。
やはりこの後払いのシステムは上手く出来ている反面諸刃の剣だ。
後払いに警鐘…
ある意味子供(二十歳未満)でも簡単に手を出せてしまう決済方法には問題があるし、
代金引換(代引き)までにしておくべきだったんじゃないかと強く思う。
その証拠に後払いの限度額が引き下げや、新規受付なども打ち切っている所も多いですしね。
会社でネットショップ運営しているのですが、支払い方法に後払いを取り入れていて実際払わない人も大勢いるのも事実なので。
消費者のニーズとどうすれば会社の売上がさらに伸びるかを考えに考えた手法だとは思いますが、
この不景気ではそろそろ限界かなぁ…
ZOZOTOWNのツケ払いもGMO後払いだから危険だよ。
ここまで散々話してきましたが、僕はユーザー目線で後払いの事を考えても後払いってなんか逆に怖いですよね。
お金払わずに商品が先に来て後で払う。
まぁこれがツケ払いなんですが、この方法って実はかなり昔の考え方ですよね。
後払い自体はまだ出来て日の浅い新しい決済方法ですが、言い方を変えると昔のツケ。
ご飯屋さんでご飯をたらふく食べてお腹いっぱいになって、店を出る時に
って感じです。
ハッキリ言ってコレはもう古い！
基本的にウチの店(店舗)のレジとかでも当たり前ですが、先に現金(カード払い)を頂きます。
それが当たり前であり、飲食の世界でもツケ払いなんてもうやってるところなんてまずありませんし、そんな時代ではないです。
ウチの配達部門の方で昔から信用のある所とはツケで成立してる取引もありますが、ホント一握りです。
社会的に見ても先払いが当たり前の時代にあえて逆行した後払い…
しかし、それが受けてるんですよね。みんなお金無いですもんね、
でも欲しいものはいくらでもある。それを叶えてくれるのが後払いツケ払いなんです。
払えない・払わないのは百も承知！？
ツケ払いって結局払えなくて困ってる若い人達いっぱい居ますよね。
ZOZOTOWNやネットプロテクションズ(NP後払い)も若者ならそうなるのは百も承知の筈ですが、
そこを利用して業績をある意味無理矢理底上げして伸ばした…。怖いな。
話題性もあります、今の世の中で後払いやツケ払いって。
でも、いい事ばかりでは勿論ないし、ずっと出来るサービスではないかなぁっと思います。
絶対に全部の人達からお金を回収出来ません。手間も労力も掛かる。
やっぱりいつかは無くなるサービスかな。結局うちの店舗も1年足らずで上限の引き下げですし。
やっぱり支払いはクレカ(クレジットカード)1択！
最近ZOZOTOWNとかのツケ払いやネットプロテクションズのNP後払い等、いろいろな会社が後払い提供してますが
支払いって個人的にはクレジットカード1択だと思うんですよね。
クレジットカード作るのには勿論審査があり、厳しい所もあれば緩いところもあるが一応ちゃんとした審査があります。
しかし今流行りの支払い方法はどうでしょう？
ケータイ払い(ケータイ料金と合算)やツケ払い(後払い)など。ZOZOTOWNやネットプロテクション等が台頭している支払い方法ですね。
こういうのってどんな審査方法なんだろう？ケータイ払いや後払いも勿論審査があるが、どこまで審査してるのかが気になる。
審査は緩い？支払い期限過ぎても大丈夫？
ここで少し後払い決済を運用している側としての裏側のお話をします。
皆さんが後払いを選択すると与信審査が始まります。これは恐らくかなり簡易なもので、早い人は5分ほどで審査中→OKに変わります。
これはクレカで言う事故歴などまで調べたものではありません。要はちゃんとした携帯電話番号であるか？ちゃんとした住所であるか？といった程度だからです。
だから電話番号などが間違えていると審査期間が2日～3日程度掛かる人もいますね。
基本的にZOZOのツケ払いやNP後払いでは少しぐらい支払い期限を過ぎても支払いが終わってしまえば次の与信審査も普通に通ります。
よっぽど悪質に踏み倒さない限りはかなり緩いですね。
気になる審査方法や謎について
でも運営してても謎な事がいくつかある。
この後払いのサービスを一度でも使った事があって、支払い踏み倒したり、未払い分があっての与信審査NGは分かります。
しかしそれ以外の新規の人に対してのOKやNGって何を基準に決めてんだろ？謎だわ。クレジットカードなら事故歴等が登録されてると作れないとかはありますもんね。
そして謎のまま与信審査OKが出て審査を通過して発送した人も払わない奴が多すぎる…w
やはりOKの意味が分からない。信用の出来ない審査だ。
だってそっち(NP側)がOKって言うから発送しただけですからね。その後そのOK出した人がお金払わないのは知らんやん。笑
にも関わらずウチのネットショッピングの限度額が大幅に下げられた。54000円→3500円に。もう意味が分からない。
お前らがOK出したからこっちは発送してるんだよ！うちの会社に非はないだろ。バカじゃないの？笑
ヤバい...愚痴モードに入ってしまいました。話を戻して最後に実際後払いシステムであったトラブルを書いておきます。
NP後払いで実際あったトラブル…悪用し放題？
このネットプロテクションズのNP後払いというサービス。
上で書いた与信審査を何を基準で行ってOKを出しているかという問題です。
では少し順に説明します。以前にあったのがネットショッピングで商品がまず売れます。お客さんが選択した支払い方法はNP後払いでした。
注文情報は送り先と注文者が別でした。←ここ覚えておいて下さい重要です！
そして注文者の情報で与信審査に掛けます。審査OKが出ます。そして入力されていた送り先に商品を発送します。
そして2～3日後請求書が注文者宛てに届いた頃店の電話が鳴ります…
「おい！なんか請求書が来てるんやけどなんも頼んでないし、商品も来てないぞ！どないなってるねん！詐欺か！？」
皆さん分かりましたか？つまり…
よくよく話をその人から聞くと、注文者は元奥さん。商品の発送先も奥さんのところだったのです。
さぁ説明します。
結論から言うと、これは元夫婦同士の嫌がらせだったわけです。
元奥さんは元旦那とはもちろん今は一緒に住んでいない、でも住所を知っている。それを悪用して嫌がらせをするのだ。
元奥さんが元旦那の住所を注文者情報として使って注文する。送り先は自分(元奥さんの住所)
そして商品は自分が受け取りその代金の請求書は元旦那の所に行くので元旦那が支払わなければならない。
こんなトラブルがうちのネットショッピングでも頻発したのも辞めた原因だ。
これがもう実家を離れた息子バージョンでも同じ事があったりとバリュエーションは無限大。
つまり住所が分かってて与信の審査さえ通れば悪用されてしまうということですね。
なんとも怖いですね。
ふぅ。今さら言っても仕方ないか。今回はこんな所で。
皆さんも後払いの魔力には気を付けましょう☆
若い人是非参考にして頂けると幸いです★ではまた僕でした★