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武尊VS.スーパーレック・キアトモー9が「ONE165」激突!武尊が及ばず惨敗…
スーパーレック・キアトモー9は28歳の現ONEキックボクシング世界フライ級王者。
2024年1月28日に有明アリーナで開催された「ONE165」で現ONEキックボクシング世界フライ級王者タイのスーパーレック・キアトモー9と現KGP世界ライト級王者の日本の武尊が挑戦という形で激突した。
ONEフライ級キックボクシングタイトルマッチ3分5R制。試合結果は判定3-0で敗れた武尊。
この試合は元々現ONEムエタイ世界フライ級王者ロッタン・ジットムアンノンとだったが直前での左手の怪我で対戦相手が変更になっていた。
試合は終始スーパーレックのローキックとジャブに苦しめられ武尊は終始劣勢に。それでも3Rにはボディーを効かせてあわやKOか?というところまで王者を追い詰めた。
しかし結局倒すことは出来ずローキックを5Rに渡り蹴られ続けた武尊脚は「筋断裂」の診断で歩行不能の重症であった。
格闘家の武尊とは?
ポイント
リング名 武尊
本名 世川 武尊(せがわ たける)
通称 ナチュラル・ボーン・クラッシャー
階級 スーパーバンタム級→フェザー級→スーパーフェザー級
身長 168cm
体重 55kg~60.0kg
生年月日 1991年7月29日(32歳)
血液型 AB型
星座 獅子座
出身地 鳥取県米子市
スタイル 空手、キックボクシング
獲得タイトル K-1 WORLD GP3階級制覇
肩書 現K-1 WORLD GPスーパーフェザー級王者
所属 K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
敗戦に見える武尊の限界…格闘技引退か?続行か?
スーパーレック・キアトモー9との敗戦後に武尊は「これ以上はもう、僕は体を作れません。」と泣き崩れた。
これはあるね。この試合で武尊の限界は見た気がしたな。
本人的にも敗戦後は格闘技の引退を口にしたがその後にやり返したい気持ちがあると現役続行ともとれるもとれる発言をした。
しかしこの試合の意味は個人的には大きいと感じた。
武尊が話したことの中でも自分にはあの闘い方しかなかった。つまりは特攻して肉を切らせて骨を断つファイトスタイルのことだ。
武尊は技術があるわけでも運動神経がいいわけでもなく全てが普通。命を削って練習してきて戦ってきたから勝ててただけ。
正にそうだろう。那須川天心戦とも似通うところがある。本当の天才には武尊は勝てないのだなと。
やはり根性や努力では本当の超一流には勝てない。今回もそれが証明された形だと思う。
根性だけでは本物には勝てない…武尊のこれからは…?
3Rのラッシュで見せ場を作ったが1、2、4、5ラウンドをスーパーレックに取られている内容で3RのラッシュでKOで仕留め切ってしまう以外に勝ちはなかった。それが武尊には出来なかった。
確かに足のダメージも大きかった。5R制であったことも。しかしなにより相手がトップ選手であったこと。並みの日本人選手ならあれで終わっていただろう。
あれだけもらって最後まで闘い抜いた武尊の根性は凄い。しかし相手のスーパーレックもあそこで倒れないだけの凄まじい根性があった。
そして才能や能力でも負けていただろう。
武尊には勝ち目がなかった試合だったな。勿論100回やって100回とも負けるような内容ではなかったが戦法を変えることの出来ない武尊では勝ち筋は薄いと感じましたね。
武尊のファイトスタイルは見ている人を引き込み熱くさせる。格闘技ファンとして勿論大好きな選手だ。
1日でもな長くその姿をリングで見たい。でも体の限界は自分で一番分かっている。
もうこれ以上体は作れませんと言った武尊にまた頑張れというのは酷ではある。
自分の身体と相談しながらまた強い姿を見せて欲しいですね。
ではまた☆
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