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【武尊VS那須川天心の試合の正直な感想】天心強かった。天心圧倒的有利の体重、グローブの大きさ、ラウンド数のルール条件…万全の対策の徹底した打ち合いに付き合わない作戦遂行…もっと早くに試合が出来ていれば…同条件なら武尊が勝った?

どうも僕です☆今回は世紀の一戦となった那須川天心VS武尊についてです!

那須川天心とは?


那須川天心 ALL OR NOTHING
 

ポイント

本名 那須川 天心

通称 神童

血液型B型

身長 165cm

体重 55〜58.5kg

生年月日 1998年8月18日(23歳)

星座 獅子座

出身地 千葉県松戸市

階級 バンタム級・フェザー級(RISE)・スーパーバンタム級・フェザー級(ムエタイ)・フライ級(総合格闘技)

所属 TARGET/Cygames

職業 格闘家、YouTuber スタイル 極真空手、キックボクシング、ボクシング

武尊とは?


武尊 ファースト写真集 『 武尊 』

ポイント

リング名 武尊
本名 世川 武尊(せがわ たける)
通称 ナチュラル・ボーン・クラッシャー
階級 スーパーバンタム級→フェザー級→スーパーフェザー級
身長 168cm
体重 55kg~60.0kg
誕生日 1991年7月29日(30歳)
血液型 AB型
血液型 獅子座
出身地 鳥取県米子市
スタイル 空手、キックボクシング
獲得タイトル K-1 WORLD GP3階級制覇
肩書 現K-1 WORLD GPスーパーフェザー級王者
所属 K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST

那須川天心VS武尊の試合の正直な感想(ルールについて)


那須川天心 フォトブック FLY HIGH

結果的には予想通りだね。やっぱりか…って感じ。

今回はルールの全てが天心有利。契約体重58kgの当日計量(3時間前)62kg戻しまで。

グローブは6オンス。(武尊はいつもは8オンス)

ラウンド数は3分3回、延長1回で引き分けなしの完全決着ルール。(武尊は「延長無制限ルール」を提案していた)

スリーノックダウン制のジャッジ5人制各ラウンド10点法で採点、5人中3人以上が優勢と判定した選手の判定勝ち。

つかみは攻撃が伴う瞬間的なもののみ有効で相手選手の蹴りをつかんだ際は瞬間的なキック、膝攻撃、パンチのいずれか1発のみ、相手選手の頭部をつかんだ際は瞬間的にひざ打撃が1発のみ有効となる。

RISEルールでのみ許されているワンキャッチワンアタックが採用されている。

那須川天心VS武尊の試合の正直な感想(試合内容)


光と影 誰も知らないほんとうの武尊
 

今回の試合は那須川天心の5-0判定勝ちであった。

僕的には武尊寄りで応援してきた。しかし正直これはただ武尊が負ける姿が想像できず、武尊なら奇跡を起こしてくるんじゃないか?という期待で応援していた。

やはりファイターとして応援したいのも魅力があるのも武尊。今までの試合が面白いのも断然武尊だ。

今回の世紀の一戦でさえも天心も結局打ち合いには付き合わずしっかりクリンチしながらかわしていた。戦い方が上手いのはやはり天心だった。

天心はリングに入った時点で完全にゾーンにはいっており冷静沈着に勝ちに徹していた。武尊は勝ちにこだわるがあまり気が散漫になっていたように見えた。

負けられないのはどちらも同じ。でもやはり今回の勝敗の鍵は体重だったと個人的に感じる。

パワーで勝っていた武尊も減量と制限のあるリカバリーでパワーもスピードも普段より落ちていた。 天心も語っていたが「武尊が小さく見えた」と発言したのがその証拠だろう。

その時点で勝負は決まっていたのかもしれない。

徹底的に研究され相手セコンドの声まで冷静に聞こえていた天心には武尊は及ばなかったな。

やはり天心の集中力はトップアスリートだ。あの大舞台で伸び伸びと自信満々で自分の試合が出来るのはやはり彼が神童たる所以だろう。

那須川天心はやはり天才だった…武尊が全盛期だったら結果は…?


覚醒

武尊はエンジンがかかるのが遅めの選手。武尊も2R中盤からはギアがやっと入り出しパンチも当て出していましたが結局大振りだし減量でのスタミナの減少や相手が天賦の才を持つ天心ということもあり削られ3Rには体力もなかった。

1Rで奪われたダウンのダメージもあっだろうし。当初下馬評では5Rルールなら武尊が有利との声もあったが、つまり5Rでも武尊は負けてただろう。

パワーで勝てなければ一発もないし奇跡もはなから起きなかったし起こせる状況ではなかった。

天心の批判みたいになってますが、天心はやっぱり強かった。試合内容的にも圧勝。圧巻の内容だった。

しかもあの武尊が焦って投げ技したり偶発とはいえバッティングまでしてる。武尊はいつもなら焦った対戦相手にされる側。皇治の時みたいに。

改めて天心は凄かった。正にスポーツマンで決められたルールの中で反則は一切せずクリーンファイトで勝つ。

自分でも武尊を真逆の選手といったように武尊はケンカの要素もあって格闘技を楽しんでいる。だから魅力的でもある。

そしてこの二つを兼ね揃えていたのが引退したもとK-1の元スーパースター選手の魔裟斗。 魔裟斗は武尊のような熱さとルールに忠実でクリーンファイトの天心の良さの両方を持っていた。

魔裟斗も偶発的なローブロー等以外では反則してるのには見たことがない。外人選手などに注意する側だった。 天心に関しては勿論強いが正直試合が面白いとは思わない。

魔裟斗がスーパースターだった由縁もやはり熱いファイトスタイルにありクリーンファイトが売りでスターになってない。

キックボクシングでは出会うことはなかったのかもしれないが、本当に自分よりも強いかもしれない相手には熱さがないと勝てない、魔裟斗は負け試合であろとひっくり返す熱さがあった。

それはピンチの時ほど力を発揮する武尊も同じ。格闘家も最後は魅力に尽きると思う。天心は確かに強かった。

武尊は負けた。天心よりも弱かった。でも武尊の評価は落ちることはない。ずっと応援していこうと改めて感じた試合だった。

この試合の実現には時間がかかり過ぎた。全盛期なら武尊だったんじゃないかなとも思う。

試合後には身体がも精神的にもボロボロであると明かした武尊。

今はゆっくり休んで欲しい。

素晴らしい試合を見せてくれた両選手に改めて敬意を表したいと思います。ありがとう☆

ではまた☆

 

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