どうも僕です☆今回は格闘技の偶発的なアクシデント問題についてです!
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格闘技での意図しない偶発的なアクシデント問題…
2023年7月30日 超RIZIN.2BELLATORパートの第4試合BELLATORフライ級タイトルマッチで堀口恭司VS.神龍誠の試合がまさかのアイポーク(目突き)によるノーコンテストの衝撃的な幕引きとなった。
この件で偶発的なアクシデントでも試合は続けるべきなのか?この議論が勃発した。
格闘技においてこれは本当に難しい問題。
今回はタイトルマッチだったし注目の試合だったのでなおのことだ。
確かに目だもんな。神龍誠的にも片方の目が見えなければ確実に負けることになるであろう相手であることは明白だ。
でもなぁ…
会場に駆け付けたファンは最後まで試合が見たいよ。ブーイングも当然といえば当然。
この試合も含めてお金を払っている観客達。世界レベルの試合で一番楽しみにしていた人も多いだろう。
その試合が30秒足らずで終わったらなおのことだ。
格闘技の試合においては本当に厳しい判断を迫られる問題だな。
試合後の堀口恭司と神龍誠のコメント
ポイント
「指が入っちゃったんで、できないかなと思った。待ってる間は試合が続くと思っていたので戦う準備はしていた。プロフェッショナルなので成績が残る。」
「本当に見えないのであれば(神龍選手の)判断は正しい。自分だったら試合を続けます。アホなので。」
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神龍誠のコメント
「やってしまった。あれは続けなくちゃプロじゃない。」
「リングドクターからは『見えないならやるべきじゃない』と言われた。」
「視界がずっとモヤモヤしている状態。見えないところがある。角膜に傷がついている状態だと思う。これから病院に行く。」
「試合が止まったときのブーイングを聞いて、とんでもないことをしてしまったと思っている。」
偶発的なワザとではない金的などの攻撃のダメージは再開してもすぐに抜けない?
堀口恭司も自分はバカだからやるといってた。これは本当にそうだ。
思えば堀口は那須川天心との試合の時も金的を2発蹴られても割とすぐに試合を続行していた。舌出しながら痛いアピールしても大丈夫大丈夫と笑顔で試合してたもんな。
あの試合は天心からしてもやりにくかったしいだろう。堀口は身長も低くなおかつ腰を落とした低い姿勢で大股開いてる構えだからね。
ある意味金的蹴ってくれと言ってるようなもんだ。笑
総合とキックで全然ファイトスタイルも違うしね。あれで続けれるのは本当に凄いしマジでプロ。真似できるものではないけど。
だってあんなのあの中断時間で金的のダメージなんて抜けるわけない。ましてや神童那須川天心の蹴りですからね。
1発蹴られた時点でベストな状態ではなくなったそれでも続けるべきなのか?
僕も昔空手してたから分かるけど金的とか蹴られた時の痛みって想像を絶する。マジで数分でダメージ抜けてまともに闘えるわけはない。プロの蹴りなんてレベル違うしファウルカップしてても耐えれるもんじゃない。
そんな中でも続けないといけないプロの世界は本当に過酷だ。試合の流れも一気に変わるしね。
この時の堀口も確実に動きの質が金的蹴られた後は落ちてたしね。
アイポークで試合を中止した神龍誠はプロ失格なのか?
今回の神龍のアイポーク。
正直難しい問題。でもこれを回りがブーイングするのは言語両断だな。誰にだってありえるアクシデントだしね。
堀口も続けない方がいいと言った。プロは結果が残るから。本当にそうよな。
でも堀口は違うんだけどな。彼なら続けただろう。本物のプロだから。
神龍もある意味本当に良い経験になったと思う。中々体験できることじゃない。タイトルマッチだったしね。
神龍には今回みたいなことがあってもぶっ倒すことが出来るぐらい成長した姿が見たいですね。
その辺も含めてプロの格闘家ってことですね。今回の事で改めて堀口恭司の凄さが分かってしまった僕でした。笑
ではまた☆
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