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堀口恭司とは?
ポイント
本名 堀口恭司(ほりぐちきょうじ)
通称 史上最強のMade In JAPAN
生年月日 1990年10月12日(31歳)
出身地 群馬県高崎市
居住 アメリカ合衆国 フロリダ州ココナッツクリーク
血液型 O型
星座 天秤座
身長 165cm
体重 61.2kg
階級 フライ級 →バンタム級
スタイル 伝統派空手
スタンス オーソドックス
総合格闘技記録
ポイント
試合数 33
勝利 29
敗戦 4
堀口恭二の世界最強への挑戦…
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アメリカ総合格闘技イベント「ベラトール272」で世界バンタム級タイトルマッチが行われた。
現王者セルジオ・ぺティス(28歳 アメリカ)と日本の堀口恭司だ。
堀口恭司は2019年11月に右膝前十字靭帯断裂と半月板損傷という大怪我から大手術を行いさらにRIZINバンタム級王座のベルトとBellator世界バンタム級王座のベルトを返上した。
2020年12月31日に「RIZIN.26」で朝倉兄弟の弟の朝倉海と対戦しカーフキックとパウンドで1RでKO勝利。
まず返上した1つ目のRIZINのベルトを奪取した。 そして向かえた「ベラトール272」。
返上した2つ目のBellator世界バンタム級王座のベルト。堀口は自信に満ちていた。
『ハッキリ言って俺がいなかった時に獲ったタイトルでしょ?』
とセルジオ・ぺティスとの対戦に自信を覗かせた。
そして結果は…
4R バックハンドブローで失神KO負。
正に衝撃であり青天の霹靂であった。
それまで試合を完全に支配していた堀口だったが会場からのブーイングなどでスタンドに戻したところでペティスの秘策だったバックハンドを顎に撃ち抜かれ完全な大の字KOだった。
堀口恭司の最強への道であったベルト奪取は残念ながら叶わなかった。その一瞬の油断で…
堀口恭司から見る格闘技の油断大敵?
青木真也 MMA BEST GROUND TECHNIQUES vol.2 [DVD]
スポーツの世界での一発逆転はぼぼない。サッカーや野球などの競技でも一発逆転はあり得ない。
野球で10-0やサッカーで4-0がひっくり返る事はないのだから。ほぼほぼ実力差で全てが決まる。
しかし格闘技にはそれがある。 たった、一発のパンチで形勢が逆転することはよくあること。
必ずしも実力差が全てではないからだ。運も大きく作用する。
しかしそれも大きな実力差があれば起こらない。やはり拮抗した実力だから起こる事なのだ。
まぁまぐれ当たりという言葉もあるがそんなことはない。 運良く当たったように見えるパンチも幾多の練習の中から本能的に出るもの。それはまぐれでも運でもない。
あれだけのトップレベルの闘いとなると一瞬の隙や油断も許されない。 それで全てが終わるのだから。練習で出来ないことが本番で出来るわけなどない。
それは紛れもない実力なのだ。
意味のある敗戦…堀口恭司の世界最強への道は続く…
今回の堀口は確かに試合を制して押していたが最後の爪が甘かったといえる。
冷酷に徹していれば確実に勝てた試合だろう。勝ちに徹するなら判定でも良かったはずだ。
しかし彼は勝ち方にもこだわった。選択ミスも命取りとなる。会場のブーイングで塩漬けは避けたことがその証だ。
ここには少なからず試合を支配していた余裕と油断があった。 恐らく相手の目はまだ死んでいなかったはずだ。それだけ練習してきているし平本蓮もセコンドについていて徹底的に研究してきていた。
平本蓮についてはこちら↓
後半であえて狙って勝負をかけてきた。結果的にペティスの策略に負けていたからの惜しい敗戦であった。
しかし今回の敗戦は非常に意味のあるもの。堀口の強さをしかと格闘技界に知らしめた。
これからの堀口に油断はもうないだろう。悔し過ぎる敗戦だったはず。
しかし彼はまたこれで一段強くなる。同じ鉄を踏むような男ではない。
そんな次元のレベルに彼はいない。
世界最強の道は続く。
ではまた☆